敵に当たった時の設定をしてみよう
このレッスンでも引き続きゲームに改良を加えていきます。
ネコがカニに当たった時にアクションを起こすように設定してみましょう。
ネコのスプライトにコードを追加していきます。
まずは、このようにブロックを作成してみてください。
このコードは「もし~なら」のブロックを使い、カニ(Crab)に触れた時だけに効果を出すようにしています。
実際のプログラミングでは、条件分岐(if文)などと呼ばれ、とても重要で非常によく使われるコードですので、スクラッチでたくさん練習して使い方を覚えていきましょう。
なお、ポイントは「ずっと」のブロックの中に入れることです。
このコードは、このままではうまく動いてくれないので、イベントブロックに関連付けをしていきます。
今回は「緑の旗が押されたとき」に設定していきます。
ここで、アレッと思った方もいるかもしれません。
「緑の旗が押されたとき」は以前のレッスンで、初期設定として登場しました。
「緑の旗が押されたとき」のブロックがふたつになってしましました。
この使い方は、今回の場合は問題ないのですが、処理が二択になるような場合には問題が発生することもありますので、一例を紹介しておきます。
これは、まさしくダメな例です。
このような使い方をしなければ、同じブロックがふたつ以上になっても問題はありませんので、覚えておいてください。
さて、本題に戻ります。
これで、ネコがカニに当たった時にアクションが起きる設定が出来ました。
ゲームをスタートして確認してみて下さい。
おそらくカニを避けるのが難しく、当たってばかりになってしまっていると思います。
そこで、少しだけ改良を加えます。
「上向き矢印キーが押されたとき」のブロックにひとつだけブロックを追加します。
こうすることで、空中で0.5秒停止するので、そのまま左右に移動して避けやすくなると思います。
もし、これでもまだ難しい場合は0.8秒や1秒に変更してみて下さい。
これで完成でもいいのですが、まだ少し物足りない気がします。
次のレッスンでは、イベントブロックの「メッセージ1を受け取っとき」を使って、カニに当たった回数をカウントする設定を追加していきます。