「拡張機能」を学ぶ ~音楽~
このレッスンでは「拡張機能」について紹介します。
拡張機能という言葉自体は難しいように感じますが、スクラッチをより楽しむための「便利機能」ですので、ここではゲームにも使いやすい機能を紹介します。
まず、使い方ですが、スクリプトエリア下のマークをクリックしてみて下さい。
すると、このような画面が表示されます。
たくさんの機能が確認できますが、中には専用の機械が別に必要になるものもあるので、簡単に利用できる「音楽」を試していきます。
まずは音楽をクリックしてみて下さい。
音楽という項目が追加され、新たに緑色のブロックが登場しました。
はじめに楽器を決めます。
今回は「ピアノ」にしてみましょう。
次に、ピアノの音を鳴らすのですが、音階の設定が少し独特です。
「60の音符を0.25拍鳴らす」の「60」をクリックすると鍵盤が現れます。
鍵盤の「ミ」をクリックしてみると、60の数字が64に変わります。
何番が何の音かまでは覚えなくてもいいですが、数字によって音が変わると覚えて下さいね。
次に「0.25拍」の部分ですが、これは音を鳴らす長さを表わします。
とりあえず細かいことは気にせずに「ドレミファソラシド」を作って鳴らしてみましょう。
ここで使ったブロック以外にも「0.25拍休む」という休符や、テンポ(音楽の速さ)を変えるブロックなどもありますので試してみて下さい。
また、もちろん他のブロックとの組み合わせも可能です。
このようなコードを作成することで、マウスポインター(カーソル)がネコに触れるたびに音楽が流れる設定になります。
音楽は工夫次第で様々な使い方が出来ますので、いろいろ試してみて下さい。
次のレッスンでは拡張機能をもうひとつ紹介します。