「変数」ブロックを学ぶ
前のレッスンでも登場した「変数」ブロックについて紹介します。
読んで字の如く「変わる数」を扱うために使うブロックです。
・・・と言っても、何のことやらよくわかりませんね。。。
早速、使ってみましょう!
下のようにブロックを組み合わせてスクリプトを作成してみて下さい。
「緑の旗印」をクリックして、スタートさせるとネコが「1、2、3、・・・10、11」のように、1ずつ数を増やしながら言うことが確認できると思います。
変数ブロックの左側のチェックを入れることで、変数の変化が見られるようになります。
このように「数字を変えたい」ような時に「変数ブロック」を使います。
もし、変数を使わずにスクリプトを作成するとどうなるでしょう?
上のスクリプトは「1から10まで」言うスクリプトですが、100までなら紫色のブロックを100個、1000までなら1000個作らなくてはいけません。
そんな大変で面倒で無駄なことはしたくありませんよね。
ここまでの説明で「変数ブロック」について、なんとなくイメージが出来るかと思います。
次に、別の使い方を紹介します。
まずは変数ブロックを作ってみましょう。
画面左のブロックエリアの中の「変数を作る」をクリックして下さい。
このような画面が現れるので、新しい変数名を「1回目」と入力してOKをクリックして下さい。
同様の手順で「2回目」「3回目」「合計得点」という変数を作成してください。
ここでは複数の「変数ブロック」を得点を入れておく箱として使い、3回の合計得点を最後に発表する、というゲームを作成していきます。
上の画像はスクリプトの完成版です。作り方が分からない時は動画を参考に作ってみて下さい。
変数は慣れるまでは少し難しいかもしれませんが「数字が変わる時に使う」方法で、どんどん試してみて下さい。
実は、変数は数字以外の文字などにも使うことが可能です。
そんな時に便利なのが「リスト」です。
次のレッスンでは「リスト」ブロックについて紹介します。