敵に当たった回数をカウントしてみよう
このレッスンでは、敵に当たった回数をカウントして、さらにゲーム性を増していきます。
回数をカウントするために必要なものはふたつあります。
ひとつめは敵に当たった時に「信号」のようなものを送るためのブロックです。
そのために以下のイベントブロックを使います。
ふたつめは上のブロックから送られた信号をキャッチするために以下のブロックを使います。
それでは実際に使っていきましょう。
まずはカニに当たった時に信号を送りたいので、ネコのスプライトの前回作成したコードにこのようにブロックを追加します。
次に信号を受け取る側の設定ですが、同じネコのスプライトの中で設定しても動作はしますが、ここではステージの背景に対してコードを設定していきます。
理由は、今の時点ではコードの数も少ないので問題ありませんが、ゲームが複雑になりコードが増えていった時に、管理しやすく整理する目的があります。
以下のようにブロックを設定しましょう。
ここでは変数ブロックも登場しました。
信号を受け取るたびに変数の値が「+1」されていきます。
これで敵に当たった数をカウント出来るようになりました。
「緑の旗」を押して正しく動作することを確認してみましょう。
今回使用した、「メッセージを送る」「メッセージを受け取ったとき」のブロックと「変数」ブロックの組み合わせは非常によく使いますので、ぜひ使い方をマスターしましょう。
さて、このままではゲームがいつまでも終わりません。
そこで次のレッスンでは敵に当たる回数制限を設けるブロックを作成していきます。